| 武山氏 : |
なぜ路面電車なのか。
環境にやさしいといいますが、本当でしょうか。 自家用車を減らせば二酸化炭素が減ります。
・路面電車を無くしたら、もっと走りやすくなるのでは。
逆に、渋滞は増加します。
・万葉線になぜ、載らない人までお金を払わなければいけないのか。 電車は外国では公共施設なのです。
経済の活性化よりも環境等、日々の暮らしの活性化、今あるものの活用が必要なのです。 |
| 宮川氏 : |
先程からの意見を聞いていると、何とか存続できるような気もしてきました。「黒い家」という映画が富山県で撮られ、万葉線をどうしても入れたいということで撮影されたのです。
その映画を見に行ったのですが、うらぶれた汚い工場地帯を空っぽの万葉線がゆれながら走っていく姿を見て、これがスタッフの満足したシーンだったのだと思いました。その帰りは、万葉線と平行して走ったのですが、電車には乗客が2人で、本当に大丈夫なのかと思いました。
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| 長尾氏 : |
万葉線を今のスタイルで残すのは難しいと思います。需要が無いと思います。公共交通機関というのは、中心部の活性化において、公共交通をどう組み入れていくかを考えないといけません。
高齢化社会を迎え、高齢者の交通事故も増えてきています。そういう人達を安全に一度に大勢運ぶことが必要になると思います。 |
| 武山氏 : |
アムステルダムでは、乗り継ぎが非常に便利になっています。パークアンドライドなど、その場に合った交通を考えていけばいいと思います。低床バスやトラムが多くなっており、車椅子や自転車持込の利用が多くなっています。
地下鉄やバスなど共通券になっているところもあり、非常に便利です。家族券というのもあります。 |
| 澤田氏 : |
岡山で2年間、毎日路面電車を利用していました。岡山では、路線を延伸して、中心市街地の利便性を高めようということで、その話に関わっていました。
日本と欧米とでは、哲学が違うような気がします。ヨーロッパでは中心市街地に対する愛着が深いのです。自動車ではなく、人を回遊させています。アメリカでは郊外でのショッピングセンターができています。アメリカは圧倒的な車社会です。1980年代後半にポートランドで路面電車が引かれましたが、運賃は運営費の3割しかありません。
岡山の最近の動きとして、今問題になっているのが環状化することなのですが、採算性からは、環状化しない方が良いのです。まちづくりからは環状化が良いのですが、誰が整備するのかということも問題化しています。道路の中央ではなく、歩道の脇に付けるようにと岡山ラクダが取り組んでいます。 |
| 島氏 : |
私たちは路面電車と都市の未来を考える会高岡という、通称ラクダ高岡という市民団体で昨年の4月に設立しました。私はそこの会長をやっております。
ラクダでは車社会の発展により経済は発展しましたが、まちの本来の機能が失われているのではと思い、人と環境にやさしいまちづくりを行っていきたいと考えています。 |
| 澤田氏 : |
万葉線をどうすればいいかという話しで、総合的なまちづくりを捉えた大きな視点が必要だと思います。高岡には良いところが沢山あるので、公共交通で行ける所を作ることが必要なのではと思います。公共側は複数案を提案していけば良いのではないでしょうか。
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| 武山氏 : |
万葉線、氷見線も城端線も含め南北のことを考えることが必要なのではないでしょうか。周辺の人口は50万人にもなります。小さい町の魅力をつないでいくことにより、ひとつのストーリーとするという考え方です。例えば匠の景や食の景など万葉線を絡めて南北の軸の形成というのが我々の提案です。万葉線を新高岡駅まで城端線を使って乗り入れし、中心部では停車数を増やします。拠点拠点にパークアンドライド出来るようにします。万葉線とバスやコミュニティバスを絡めたりすることも考えられます。 |
| 長尾氏 : |
再生計画をきちっと進めていくことが必要です。万葉線のみで考えていくのは難しく、利用者サイドから考えなければいけないと思います。そのためには住民を参加させていくことが重要です。
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| 澤田氏 : |
第3セクターにも投資していきます。こういう公共交通を考えた場合どういう風に事業を考えていくか、車両や基盤整備は公共が、運営を加越能がとか、全て公共とか、その場合でも、赤字が出たらどうするかを考えていくことが必要です。 |
| 宮川氏 : |
利用者がある限り、この万葉線は残すべきだと考えます。新幹線の駅まで延伸する場合でも採算があるのかや熱意も必要です。 |
| 中川氏 : |
がんばれば出来るような気がします。富山だけが車社会ではないのです。観光資源や祭り、食べるものもあります。一番心配なのは住民があきらめることなのです。盛り上がるよう、期待して応援もしていきたいと思っています。 |
| 松原氏 : |
どうもありがとうございました。万葉線は先人の貴重な贈り物でこれを引き継いでいくことが大切です。地域交通・まちづくり・観光資源として利用することが必要です。新幹線を含めた万葉線を生かしたまちづくりの創造を願いまして、終わりにしたいと思います。
〜以上〜
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