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年代
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出来事
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昭和19年
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富山地方鉄道が、伏木・新湊地区への工具輸送を目的として着工。
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昭和23年4月10日
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地鉄高岡(現高岡駅前)―伏木港間、完成。 距離にして7.3qで、高伏線と呼ばれていた。
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昭和26年4月1日
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広小路―米島口間の複線化、及び米島口―新湊間、完成。 路面電車としては唯一戦後生まれである。
完成後は射水線を介し、高岡―富山(西町)間の鉄軌道直通運転を 行っており、この立役者が射水線廃止ぶより営業線から姿を消したデ5010形であった。
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昭和34年4月1日
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加越能鉄道が高岡市内の交通一元化のため、地鉄高岡―新湊間を譲り受けた。同時に地鉄高岡を新高岡と改称し、電停の位置も現在の場所に移動。
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昭和41年3月
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富山新港の築港のため、富山鉄道射水線の越ノ潟―堀岡間が 切断されることになり(41年4月4日)、
この間はフェリーで連絡する事になった。 高岡側に残る射水線の越ノ潟―新湊間4.9qは、加越能鉄道に譲渡。 新湊港線となる。市内に残る単線区間が列車増発のネックになり、
加えてモータリーゼーションの進展により、旅客は減少に転じた。
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昭和46年8月31日
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高岡軌道線のうち、伏木線と呼んでいた米島口―伏木港間 2.9qも、高岡市の要請により、廃止。加えてワンマン化、管理部門の合理化により徹底的な省力化を進めた。
このような経営努力にもかかわらず、万葉線の経営収支は決して改善されていない。
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昭和51年9月
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台風による集中豪雨による庄川橋梁の一部陥没という不幸が加わり、地元に対し、新湊港線の廃止を申し込むまでに至る。しかし、翌年10月1日から営業開始。新湊港線まで廃止されてしまうと、市としての体裁が保てなくなり、将来的に市の発展が制約されるという危機感を
もったためと思われる。このような経緯から、万葉線の存続に新湊市が積極的であり、 当分は現状のまま推移。
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昭和55年3月31日
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昭和42年時に1日平均輸送人員が9600人であったのが、昭和45年には7500人となり、営業係数も210となり、富山地方鉄道は射水線の廃止を決定したが、猛烈な反対運動が起こる。現在の万葉線と同様に国、県、富山、新湊市の欠損補助を受け
運行されたが、輸送人員が増えることの無く廃止となった。
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平成10年
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欠損補助うち切り、万葉線存続問題が表面化
万葉線検討会設立
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平成11年
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「第3セクター方式案」と「バス代替輸送案」立案
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平成12年12月
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万葉線存続が決定
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平成13年2月
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万葉線経営第三セクター設立発起会
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平成13年3月
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寄付金、出資の募集開始
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平成14年4月
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新会社運行開始予定
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■路線
高岡軌道線として称しているが、正式には軌道線の高岡駅前―新湊間7.9qが 高岡軌道線(新湊線)、鉄道線の新湊―越ノ潟間4.9qが新湊港線と別々の線名を持っている。
総営業キロは12.8qで、うち複線区間は広小路―米島口間2.8qのみで、 米島口―能町口、吉久―越ノ潟が新設軌道である。単線区間の行違い設備は、 片原町・高岡市庁前・新吉久・新湊・中新湊・東新湊の計6ヶ所で
中新湊・東新湊は島式ホームのため右側通行である。 車庫・工場・営業所は米島口にあり、列車無線による運転整理のほか、 新湊の平面交差の遠距離制御を行っている。
■富山地方鉄道による開業路線
軌道(電気,1067o軌間) (「鉄道要覧」平成8年度による)
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開業区間
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料程
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免許年月日
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開業年月日
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備考
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高岡駅前―米島口
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4.3
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昭19.11.5
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昭23.4.10
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昭34.4.1加越能鉄道に譲渡
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米島口―六渡寺
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3.6
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昭19.11.5
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昭26.4.01
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上に同じ
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丸の内―安野屋
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0.6
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昭24.2.24
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昭27.8.15
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昭48.3.31営業停止
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中新教院―不二越駅前
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1.0
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昭34.2.24
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昭36.7.18
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昭59.4.1営業停止
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万葉線の沿革
「富山地方鉄道50年の歩み」から抜粋

みんなで万葉線を守ろう!
全国路面電車存続で市民参加による第3セクター経営を打ち出したのは万葉線が初めてです。
2002年4月に運行開始しました。
当初、資本金4億9900万円のうち、富山県と高岡市、新湊市両方の負担分を除き4900万円を企業や市民など民間出資でまかなう計画でした。
しかし、利用者が大幅に減少しており、存続の厳しさは変りません。これまで発表された改造計画では2002年度から、10年間で赤字補てん等支援で必要金額が約5億8800万円、設備近代化投資の補助投資総額が約16億円と算出されています。
こうした公的負担を覚悟し、出資、寄付金等民間支援を得て第3セクターによる万葉線が存続しました。
全国各地で路面電車の良さを見直す動きが芽ばえている中、また、高齢者や環境にやさしい公共交通機関や街づくりに活用すべく全国の皆さん応援よろしくお願いします。
万葉線が、非常事態に直面しています。一人でも多く利用しましょう。
万葉線非常事態宣言
高岡市と新湊市を結ぶ重要な公共交通機関として、半世紀にわたって多くの人々の足となってきた加越能鉄道万葉線は、沿線住民だけでなく、
市民・県民のみなさんに親しまれ、愛されてきました。
しかし、自動車社会の進展などに伴って、利用者が年々減少し、平成10年度の利用者数は、ピーク時の昭和47年度の約4分の1(1日当たりでは3,200人)にすぎません。
将来の経営改善を願って欠損補助や施設近代化補助などの公的財政支援と関係者による懸命の努力がされていますが、今後さらに利用者数が減少し続ければ、 維持存続のための方策について多くの県民・市民の理解を得ることが難しくなってしまいます。
このような非常事態にあたり、次のとおり決議します。
記
一.万葉線が直面している厳しい現状を認識し、維持存続に向けて最大の努力をいたします。
一.万葉線の一層の利用拡大を市民の皆様に呼びかけ、市民の皆様の幅広いご理解とご支援をお願いします。
一.万葉線を自分たちのレールとして愛着を持ち、日常の通学、通勤、用事、催し等に自ら進んで利用します。
万葉線を守るためにも、地域と地球の環境を守るためにも、
路面電車を活用しましょう。
(平成11年6月22日)万葉線対策協議会
■万葉線の活性化で高岡の再生を
日本では次々に姿を消し、現在路面電車が残っているのはわずか19都市です。
その一路線である万葉線が走る高岡では、今年の四月に「路面電車と都市の未来を考える会・高岡」 (通称ラクダタカオカ)が発足しました。
現役の路面電車を、 時代遅れの乗り物から新しい交通システムの主役へと変えていくために 市民の力が不可欠であることは言うまでもありません。
会員の皆さんの思いや、今後の活動について伺いました。
■まちづくりの流れを変えたい
高岡を走っている路面電車の良さには、まだ気づいていないころ…
駅前商店街に店を持つ人にとって、中心市街地の空洞化は深刻な問題です。
欧米で、すでに路面電車や公共交通を活用した、 まちづくりに成功している都市があると知り、とても心強く思うとともに、 まちづくりの方向転換をしていく必要を感じるようになってきました。
■気づかれていない既成路線の価値
現在、高岡を走っている「万葉線」は日本でも今残っている路面電車のなかでも、 最も輸送密度が少なく、赤字続きです。
排気ガスを出さない路面電車が世界的に注目を集め、 先進的な都市が重要な交通手段として導入を進めている現代に、 すでにある万葉線の価値を知らないまま活用しないということは、
本当にもったいないことだと思います。
高齢者や車椅子に対応する低床車両や、低騒音や低振動タイプの車両が どんどんつくられていますから、導入によって既設の路線を持つ高岡は いち早く新しい交通システムを持つ都市に発展することが可能なのです。
■これからの社会をつくる市民の精神
公共交通は行政サービスの一部であるということを市民の私達がきちんと認識し、 自分の町の財産として考えていくことが大切です。
すでに移動手段が自家用車でしか考えられなくなっている人たちも、 自分達の都合や目先の便利さだけを考えていたのでは、人と環境に優しい まちづくりは進んでいきません。
路面電車や都市の未来のことを考えながら、 それを実現する考え方や生き方が広がっていけばいいですね(^0^)!
■最初の一歩は社会実験で
当面の目標としては、トランジット・モール導入の 社会実験を行いたいと考えています。
実際には、安全面などで多くの関門をクリアして いかなければならないので大変なのですが、 人々の認識を変える良いきっかけになるものとして 大きな効果がきたいされています。
市民が主役のまちづくりを進める、 それが今後の高岡の万葉線のテーマです。
「HO・RO・MA ホロマ」 NO.16 1998.NOVEMBER
「特集3●高岡市の路面電車」から抜粋

■こんなに違う建設費
都市交通機関の建設費の比較
路面電車1qあたりの整備費は約5〜10億円、軌道式の交通機関としては格段に安価に建設できます。 1qあたりの年間運行経費もモノレールの約5分の1、新交通システムの約3分の1ですみ、地下鉄ほど
の需要が見込めない都市でも十分事業化が可能な交通機関といえます。 ちなみに地下鉄の事業化には150〜200万の人口規模が必要といわれます。
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